お仕事の本棚

脳が若返る!ストレスが減る!運動はいいことずくめ アンデシュ・ハンセン「運動脳」

夫や子供にイライラしてしまいます。
前向きに過ごせる方法はないでしょうか?

うちの子は動くことが大好き。
でも、座って勉強しないと賢くならないですよね?

この本はこんな方にオススメ

✔ストレスが溜まっている
✔何だかやる気が出ない
✔人生を豊かにしたい
✔子供のIQをあげたい!

はじめに本の紹介

皆さんは、定期的な運動をしていますか?

子育て中のママは、なかなか外で走る時間なんて無いですよね。

ダイエット目的なら家でできる運動や食事の見直しで事足りるかも知れません。しかし、外で身体を動かすメリットは想像以上です。

この本を読んで身体を動かすことの大切さがよく分かりました。

試しに子供と遊んで一汗流したところ、夫へのストレスも減少しましたよ。

夫は土日には昼まで寝て、その後一人でテレビゲームをしているので、「土日くらい子供を公園に連れて行って欲しいな」と思っていました。

ですが、自分が子供と公園に行って思いっきり遊び、いい汗をかいて帰ればすっきりです。

子供も運動することで学力が伸びます。

机に座って勉強することだけが学力を伸ばす方法ではなかったのです。

メリットしかない運動、しない手はないですよ。

この本のポイント/部分的に抜粋・要約

私たちの脳はサバンナ時代から進化していない。だから、サバンナ時代のように身体を動かすことで、脳への恩恵が得られる。

運動によって脳は機能が向上し、加齢による悪影響が抑制され、むしろ脳が若返る。

大人になっても脳は変えられる。

20分から30分ほどのランニングで充分に効果がある。運動を習慣にしていれば、「子どもの脳」に近くなっていく。

フィンランドで3000人規模の生活習慣を調べる調査を行ったところ、週に2回以上運動をしている人は、ストレスとはほぼ無縁。

ストレスがゼロの生活を送ることは不可能。それよりもストレスに対する抵抗力を高める方が賢明。
運動を習慣づけるとストレスを上手く制御できるようになる。

運動によってストレスにうまく対処できるようになれば、食欲が収まり、蓄積された脂肪も減り、カロリーの燃焼量は増える。

ADHDやうつ病も運動で改善する。運動の効果は抗うつ剤以上。

運動を定期的に行った人は幸福感が増すうえ、わずかだが性格も変わる。
定期的に運動を行う人は、より社交的で神経質な面が少ない。

人間の脳は25歳をピークに徐々に縮んでいく。運動は脳の萎縮を止めるどころか脳を成長させる。

ピアノ演奏やゴルフのスイングのほか、あなたが学びたいと思うどんな技術でも、事前に運動することで、学んだことが長期記憶に固定される。この影響は何かを習得してから1日後に現れる。

脳が恩恵を受ける運動量に限度がある。過酷な運動は逆効果。30分走ったりするだけで充分。

運動やトレーンニングをすると、アイディアを活かす力が高まるだけでなく、アイディアそのものがあふれ出るようになる。

毎日、意識的に歩くことで認知症の発症率を40%減らせる。

子どもの運動メリット

子どもの学力にも運動量が関係する。
子どもの記憶力や学習能力を驚異的に伸ばす方法として科学が立証したのは身体活動。

4歳から18歳までの子どもが運動すると、ほぼ全ての認知機能が高まる。
学力を上げるのは「心拍数」IQも運動によって高まる。

活発に身体を動かす子どもはストレスに強い。

私たちが運動したくならない理由

サバンナの先祖にとって、貴重なカロリー源があれば絶対に逃さず、すぐに食べ尽くすことが生き延びるための戦略だった。
だから私たちの脳は、チョコレートの箱があれば「今すぐ平らげろ。1つでも残したら誰かに取られてしまうぞ」と命令する。

カウチに寝そべって、ランニングやウォーキングをさぼる言い訳を考えているときには「動かないでエネルギーを節約しておけよ。食べ物がなくなったときは、そのエネルギーが役に立つんだから」と脳が命令する。

座って画面を眺めていても、脳はそれを新しい経験だと考えない(覚える必要なしとみなす)ので、記憶力は高まらない。

まとめ

運動をすれば、脳の機能が強化される。気分が晴れやかになり、不安やストレスが和らぐ。創造性が増して、集中力が高まる。

逆に身体を動かさないと不安にとらわれて悲観的になる。物事に集中できなくなる。

現代人を悩ませる「あらゆる心身の不調」は身体を動かさなくなったことが原因。

たとえ1歩でも脳のためになる。
より高い効果を望むなら、最低30分のウォーキング。
脳のための最高のコンディションを保つためには、ランニングを週に3回、45分以上行うことが望ましい。

重要なポイントは、心拍数を増やすこと。

取り入れ・実践ポイント

本まみーがオススメするママ向けの運動

子育て中のママ達にとって、ランニングのために時間を作るのは至難の業です。

子供が3歳くらいまでであれば、朝、パパと子供さんが寝ている時間に走る。
もしくは昼寝時間中に走りに行く、ということができれば理想的。

パパに預けることが難しければ、子供をベビーカーに乗せて、もしくは抱っこやおんぶで早足の散歩もできるかなと思います。少し息が上がり、心拍数が上がれば目標達成です。

子供が4歳以上になってくると、速く走るようになってきます。
子供と思い切り遊ぶことで運動効果が発揮されます。
しかも、子供の心拍数も上げることで、子供のIQも上がります。

鬼ごっこ、しっぽ取り、サッカーやドッジボールなどのボール遊び、心拍数が上がれば何でもいいのです。

本に記載されている目安の運動時間

ストレス緩和

ストレス緩和には、ランニングやスイミングなどの有酸素運動。少なくとも20分は続ける。週に少なくとも2,3回は心拍数が大幅に増えるような運動をする。

集中力アップ(ADHD緩和)

集中力を高めるなら、運動は朝にする。
歩くよりは走る。可能であれば30分続ける。
運動を習慣にする。

うつ症状緩和

うつ病とまではいえなくても疲労感が抜けない、気がふさいでしまう。
30~40分のランニングを週に3回、3週間以上続ける。

記憶力向上

週に3回、40分、早足で歩いただけで脳の老化が食い止められる。記憶力まで強化できる。

持久力系のトレーニングを定期的に3か月続けた場合、単語を暗記する能力がかなり上がる。

テストのために単語を暗記する場合、運動しながら(あるいはしてから)暗記すると、何もせずに暗記するより覚えられる単語が20%増える。
暗記に限って言えばウォーキングや軽いジョギングが最適。疲労を覚える程の運動は逆効果。

「暗記能力」はランニング、「連想記憶」は筋力トレーニングで高まる。
あらゆる種類の記憶力を高めたいのなら、様々な運動(有酸素運動と筋力トレーニング)の両方を取り入れる。

アイディア創出、ひらめき

ウォーキングよりもランニングか、もしくはそれと同じような活動を30分以上行う。身体にある程度の負荷がかかる活動の方が創造性においても効果が高い。疲れるまで運動すると逆効果。

ランニングを行った場合、走り終えた後2時間ほど創造力が高まる。

子どもの学力を伸ばす

4分の運動を1度行うだけでも集中力と注意力が改善され、気を散らすことなく物事に取り組める。
40分以上息がかなり切れる運動を行うなど活動量が増えれば増えるほど試験の成績も上がる。

必ずしも「運動」でなくていい。ただ身体を動かして遊ぶだけでも効果はある。重要なのは大人と同じく、何をしたかではなく、とにかく身体を動かすこと。少なくとも30分活動を続けることが望ましい。

立って勉強すると脳が効率よく働く。立ち机は大人にも子どもにも効果有り。

脳の老化対策

認知症になるリスクを減らすためには、ウォーキングか軽いジョギングを週にトータル150分、あるいは30分ずつ週に5回行う。
20分のランニングを週に3回行っても同じ効果がでる。
これらと同等の運動強度であれば水泳やサイクリングでもよい。

おわりに

この本を読むまでは、家での筋トレでダイエットできるからランニングは不要と思っていました。

でもそれは間違えでした。

毎日気分良く過ごすために、自分の脳を活性化させるために、心拍数の上がる運動を行うことはプラスの影響しかありません。

私は独身時代の3年間、毎朝ランニングをしていました。

その頃にTOEICで最高得点が取れたのは、ランニングの恩恵だったかも知れません。

ランニングをしていた頃はストレスも少なかったように思います。

今は子供が小さいので、子供と思い切り遊ぶことで運動量を確保しようと思います。

子供が大きくなったら、子供と、もしくは一人でランニングをする時間を取ることが目標です。

子供達が小さかった頃は、大手企業で派遣として働いていましたが、昼休みに会社周りをランニングしている社員の方が多かったです。エリート社員は、若い頃や社会人になってからも、陸上競技やテニスなど、スポーツをしている方が多いと感じました。

エリート脳は運動から作られているのかもしれません。

是非この本を読んで、よかったら運動を取り入れてみてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

紹介した本の情報

●紹介した本の情報●

タイトル: 運動脳
著者  : アンデシュ・ハンセン
出版社 : サンマーク出版

著者について
精神科医。スウェーデンのストックホルム出身 
カロリンスカ研究所にて医学を、ストックホルム商科大学にて企業経営を修めた。 
主な著書に「スマホ脳」などがある。 

第1章 現代人はほとんど原始人
第2章 脳から「ストレス」を取り払う
第3章 「集中力」を取り戻せ!
第4章 うつ・モチベーションの科学
第5章 「記憶力」を極限まで高める
第6章 頭のなかから「アイデア」を取り出す
第7章 「学力」を伸ばす
第8章 健康脳
第9章 最も動く祖先が生き残った
第9章 運動脳マニュアル
https://mama-to-study.com/mama-book10

のぶ

大学時期に児童英語教員免許取得。
子供英会話教室で0歳から大学生まで500人以上の生徒と接し、教育に興味をもつ。
5歳と2歳の男子の母。時短勤務で働き、基本は家事育児(土日も)ワンオペ。
教育をはじめ、お金や生活、仕事や自己啓発にも興味があり、数多くの本を読破。今でも読書が日課。

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