読み聞かせは良いと聞くけど、
いつから・どのように始めればいいのかしら?
特に賢い子を育てる、タイプの育児本では多くの場合「絵本の読み聞かせ」が推奨されます。
もちろん絵本を読むのは良いことなのはわかる。
絵本を読むことで賢くなりそうだとも思う。
でも、いつから始めるのか、どんな本が良いのか、迷ってしまいますよね。
そんな方にオススメな1冊です。
✔子どもを賢く育てたい
✔絵本の読み聞かせに興味がある
✔いつから絵本の読み聞かせを始めるか迷っている
✔効果的な読み聞かせ方法が知りたい
✔オススメの絵本が知りたい
Contents
はじめに本の紹介
オススメ:0歳~7歳くらいまでのパパママ
幼児教育の教室を全国(海外にも)開いている七田式。
七田さんが出版されている本の中で、読み気かせに特化した内容です。
皆さんはお子さんに絵本を読んでいますか?
私が遊びに行った、子供のいる友達やママ友のお家で、絵本の本棚がなかった家は今のところありません。
絵本が子供の成長にとってプラスになりそうだとは、誰もが思うでしょう。
そして何冊かの絵本は買ったり頂いたりすることがほとんどではないでしょうか。
しかし、絵本は親が読むので、親の時間を使います。
一方、動画は親が何もする必要が無いので楽です。
そうすると、意識していないと絵本を読み聞かせる時間がどんどん減っていきますよね。
絵本を読むことのメリットや、絵本を読むことで得られる能力が分かると、「もっと絵本を読んであげたいな」と思えるようになります。
本の3分の1は絵本の紹介です。63冊のオススメ絵本の「表紙の絵」「あらすじ」「対象年齢」が書かれているので、どんな本を読むのが良いか迷っている方は参考にできますよ。
オススメされている絵本を図書館で探して読んであげたら、息子が大喜びしていました。
この本のポイント/部分的に抜粋・要約
読み聞かせによるメリット
アニメや動画は絵が動くが、絵本は子どもが頭の中で絵を動かす為、想像力が育まれる。
文字を覚えると左脳(言語的な脳)を使い、文字を覚える前の読み聞かせは右脳(映像的な脳)を刺激できる。右脳を鍛えることも読解力向上につながる。
絵本を読む時間は親が子どもに集中するので、子どもの自己肯定感が上がる。
子どもの「好きなもの」や「興味のあること」が分かる。
子どもとの話のネタになる。
読み聞かせにより得られる能力
頭の中で絵を動かすことで養える「イメージ力」
動画では身につかない、言葉にしなくてもイメージできる「行間を読む力」
勉強では身につかない、「コミュニケーション力」
実際には経験していないことでも絵本を通して得られる「共感力」
多くの言葉に触れることで「語彙力」はもちろん「表現力」も身につく
幼い頃からの読み聞かせで得られる「読解力」
ルールを決めて読み聞かせすることで培える「集中力」
絵本の読み聞かせ方について
子どもは読んでもらえば2学年上の理解力があるので、小学1年生でも読んであげれば小学3年生向けまで理解できる。
本好きに育てるなら児童書も読み聞かせ。「絵本好き」だから「本好きになる」ということでは無い。絵が少ない児童書も楽しいと思ってもらうために読み聞かせ。
何歳からでもOK。0歳から読み聞かせできる。
感情を込めても、込めなくても良い。続けることが大切なので親が無理なく読める方法で。
ある程度大きくなって読み聞かせを始める場合で、集中できない子にはシリーズものを読むと良い。
実践ポイント
子どもが興味を持つ本なら、難しい本でも読んでみる
ほとんど白黒で、文字も多い「ほねほねザウルス」という本を本屋さんで見つけました。
4歳児には難しいかなと思いましたが、恐竜の好きな息子が買ってほしいと言うので購入し読みきかせしたところ大ヒット。よく「読んでほしい」と持ってきます。
親が「難しいかも」と思っても、ハマる本もあります。
「子どもが手に取りやすい場所に置く本」を定期的に入れ替える
我が家では、いつか捨てるときに楽なように段ボールでできた本棚を愛用しています。
見た目は白とグレーでおしゃれです。
子どもに表紙が見える位置の本はたまに交換してみました。
久しぶりに見て思い出したのか「これ読みたい」と持ってきます。
いろいろな本屋さんに行く
本屋さんによって、オススメしている絵本や、並べ方、ラインナップが違いますよね。
行ける範囲で、本屋さん・古本屋さん・図書館など回って、みると、新しい絵本との出会いがあり面白いです。
図鑑も読み聞かせする
特に男の子はオタク気質なのか図鑑が好きな子が多い気がします。
我が家も新幹線図鑑・トミカ図鑑・働く車図鑑・昆虫図鑑・恐竜図鑑・動物図鑑・植物図鑑など図鑑はたくさんあります。
興味があるとどんどん覚えますよね。そのときの興味に合わせるのが大事かなと思います。
興味があるか分からない内容でも、図鑑によって目覚めることもあるかも知れません。
同じ時間に読み聞かせすることで習慣化させる
多くの家庭が寝る前の習慣にしているのではないでしょうか。
我が家も寝る前に必ず絵本を読み聞かせしています。
家庭によって、朝ご飯前・夕飯前・お風呂前などスケジュールに組み込みやすいところで。
ママがご飯の支度中にパパが絵本を読んでご飯を待つこともできます。
絵本をお出かけアイテムにする
帰省の電車内やお医者さんの待合など、長時間じっとしていないといけない場所では、たいてい絵本を読んでいます。
絵本を読んでいれば、わいわい騒いだり、「帰りたい」と怒らないので、かなり絵本には助けられました。
素話を取り入れる
絵本を読んだ後、電気を消したけれど子どもがなかなか寝ないときに、子どもの好きなキャラクターを主人公に、適当なお話を作って話しました。
聞き手は、絵本以上に想像力を必要とします。いいトレーニングになりますし、けっこう面白がってくれるものですよ。
おわりに
読み聞かせは「やらなければならない責務」ではなく、子どもと一緒に楽しむものと思っています。
読んでいる親にも「この本ってこういう内容だったかしら」「子ども向け絵本でもけっこうシビアな話なのね」などと発見が有り面白いです。
子どもに絵本を読んであげられる期間は10年くらいでしょうか。
振り返ったときにいい時間だったなと思えるように、子ども達が「この本、昔読んでもらったな」と懐かしく思えるように、無理ない範囲で読み聞かせできるといいですよね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
紹介した本の情報
タイトル:七田式 究極の読み聞かせ
著者 :七田厚
出版社 :幻冬舎
著者について
七田式創始者の息子。東京理科大学卒業。
国内だけで無く海外でも教室やセミナーを開いている。
教育関係の著書を多数出版。
第1章 読み聞かせが与える影響 脳と心のしくみ
第2章 読み聞かせで伸ばせる!子どもの将来に必要な能力
第3章 読み聞かせの第一歩。子どもの興味を掻き立てるる本選びの基本
第4章 親子でルールを決めて習慣づけよう!楽しく、効果的に読み聞かせるコツ
第5章 もっと頭脳を刺激する、読み聞かせアレンジテクニック
第6章 年齢や興味に合わせて!子どもが喜ぶオススメ本63冊