お家で英単語を教えるとき、ただ単語を読み上げるだけでいいのかしら?
英会話スクールで低年齢でのレッスン内容は、主に「歌」「単語」です。
お家で出来そう!と思いますよね。
でも、いざやってみようと思うと、ただ単語を読み上げるだけで良いのか疑問に思いませんか?
英会話教室ではどのように英語を教えているのでしょうか?
ちなみに、自分の英語の発音に自信が無い方にはこちらもオススメです。
✔子どもに英語を教えたい
✔英単語の教え方が分からない
✔英会話スクールでの教え方が知りたい
✔英会話や将来の英語学習を見据えた教え方にしたい
Contents
英単語の教え方(名詞)
単数・複数を意識しましょう
日本語では単数形・複数形は表現しません。
りんごが1個でも2個以上でも「りんごがあります」という文章が成立します。
でも、英語ではThere is an apple. なのかThere are apples.なのかを明確にしなければいけません。
テストで書く分には、気をつければ何とかなるかも知れません。
しかし、英会話になった瞬間、単数・複数を意識することは格段に難しくなります。
まずは教える側の親が、単語カードや単語絵図鑑などの絵が「単数」なのか「複数」なのか意識して見てみましょう。
冠詞をつけて教えましょう
イラストや実際の数が、単数なら単語の前に”a””an”をつけ、複数なら後ろに”s”をつけて教えましょう。
”an apple”, ” a dog”, “cars” の様にしてリピートさせると効果的です。
理屈はまだ覚えなくて良いですが、正しい表現を繰り返し聞くことが大切です。
「1個と2個以上で言い方が違うんだな」といつか気付きます。
絵カードを自作する場合は単数なら”a””an”複数なら後ろに”s”を書いてしまえば間違えないです。
It’s a や They are をつけてみましょう
3,4歳を超えてきたら
単数形には ”It’s a (an) ~.”
複数形には “They are ~s.”
と文章でリピート練習してみましょう。
単数・複数で文章が変わることも繰り返しの練習で覚えましょう。
アクセントに注意しましょう
英語には強く発音する部分(アクセント)があります。
日本語では「パイナップル」英語では「パイナポー」(太字は強めに発音します)
「バナナ」は「バナーナー」他にも「ストローベーリー」「グレイプス」と言ったアクセントです。
アクセント覚え方①
日常生活に出てくる「カタカナ言葉」にアクセントをつけてみる。
「オゥレンジ」「バナーナー」「トメィトゥ」「ポティトゥ」「カンガルー」「アイスクリーム」「ロケット」などなど。
息子はずっとバナナを「バナーナー」と言っています。”何となく強弱がある単語に慣れる”だけでも大きな成果です。
もちろん「カタカナ単語」でなくてもOKです。英単語を知っているモノはアクセントをつけて教えましょう。
アクセント覚え方②
ゲーム感覚で覚える。
子どもと一緒にしゃがんだ状態で単語を発し、アクセントの所だけ立ち上がって万歳をして、またしゃがんだ状態に戻る。
例えば「トメィトゥ」なら、
「ト」しゃがんだまま
「メィ」立ち上がって万歳を素早く
「トゥ」またしゃがむ
大学生の時に留学先で教わった「英語が母国語でない子ども達にアクセントを教える方法」です。
小さい子は大喜びでやってくれますよ。
英単語カード
手作りの場合
100円均一の無地のはがきかインデックスカードがオススメです。
そこそこ強度が有り、サイズもちょうど良いです。インデックスカードは半分のサイズにカットしても良いかと思います。
はがきは50枚入りを100円で買えるので、200円で100枚の単語カードが作れます!
クレヨンは子どもがカードを触ると手が汚れるので、油性マジックや色鉛筆で描くと良いです。
英語表記もある子ども絵図鑑などを参考にすると書きやすいですよ。
まだカードを口に入れてしまう年齢であれば、カードの上に透明なビニールテープを貼ることで長持ちさせることもできます。
購入する場合
「絵を描くのがどうしても苦手!」という場合は、英単語カードを買うこともできます。
枚数をそろえようと思うと結構な金額になりますね。。
家にプリンターがあればPCでイラストを探して印刷したものを切り抜き、はがきに貼り付けることもできます。
プリンターが無いし、絵も描けない場合は無理にカードにこだわらなくても大丈夫です。
図書館でも英単語絵図鑑を借りることも出来ます。古本屋やメルカリでも見つけられます。
おわりに
ただ単語を読むだけでなく、冠詞やアクセントに気をつけることで日本語との違いを自然と身につけられると良いですね。
繰り返しの練習が必要な単語だからこそ、少しの工夫が長期的には良い成果をもたらします。
ぜひ取り入れてみて下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。