英単語カードを買ってみたけど、子どもはすぐに飽きてしまいます。
子どもに英単語を教えようと、単語カードを買ったり作ったりしてみても、ただ読むだけでは飽きてしまいますよね。
楽しく英単語を覚えるには遊びながらが一番です。
✔子どもに英単語を教えたい
✔楽しく学べるアイディアが知りたい
✔お金をかけずに英語教育をしたい
✔単語カードの活用方法が知りたい
Contents
英単語カードのねらい
そもそも英単語カードは何のためにあるかというと、絵を見て、聞き取った英単語の意味を理解し、自分で発音してみる ためにあります。
(大きくなってきたら書いてある単語を読んだり、カードを使って文章を作ることもできます)
これがクリアできるのであれば何でも良いのですが、パパママが子どもにカードを見せて、「これはcarだよ。リピートしてみよう!」
これが5枚のカードで3回繰り返されたら、どう思いますか?
めちゃくちゃつまんないですよね?(これが好きな子もいるので子ども次第ですが)
1周目なら耐えるかも知れませんが、同じ内容で3周目となるとかなりの確率で飽きられます。
子どもは正直なので、つまらなくなったらやりません。
英会話スクールでは、生徒が飽きて帰りたがる、何てことが無いように、とにかく楽しませる工夫をします。
単語カードも、1,2回はカードを見せてテンポ良くリピートさせますが、3回目以降は遊びながら発話させます。
単語カードはかなり活用できるのでいろいろ試してみて下さい。
1回に覚える単語の目安
あくまで目安なのでお子さんのレベルによって調整して下さいね。
1歳:3文字単語を3枚~5枚
(banana,tomatoなど馴染みのある単語なら3文字以上でも発話できる可能性があります。)
2歳:3文字・4文字単語を5~8枚
(yellowなど読む際に音が短くなるような単語なら4文字以上でも良いです。)
3歳:3文字~5文字単語を7~10枚
(英語に興味のある子なら長めの単語でもリピートします。)
4歳以上:親が教えたい単語10枚~子どもが飽きない枚数
(4歳を超えると個人差や興味の差が大きいです。)
英単語カードの遊び方アイディア
洗濯ばさみを使って遊ぶ
洗濯ばさみを使うと、いい感じにカードを立たせることができます。
例えばボールを転がして、カードを倒したらカードを手に取り”What’s this?”と聞いて “It’s a car.”と答えさせる。(2歳くらいまでは単語だけでもOKです。できる範囲です。)
プルバックカーなどがあれば、プルバックカーが床とカードの間を抜けたら、そのカードを指さして”What’s that?” ”It’s an apple.”と会話できます。
お気に入りのお人形があればお人形を、カードの所まで連れて行き”What’s this?”と聞くこともできます。
ビー玉やおはじきを食べない年齢になったら、ビー玉を転がしたりおはじきを飛ばしたりして、床とカードのトンネルをくぐらせてもいいですね。
紙コップを使って遊ぶ
100円ショップではさまざまな紙コップが売っていますね。子どもが気に入ったカップを買って、カップタワーを作ってみましょう。
紙コップを一つ床に置き、英単語カードを見せて”What’s this?”
答えられたらそのカードをカップに乗せてもらいます。
タワーが倒れたら初めから。
カップを積むのが楽しいようで、1,2歳クラスから小学生まで人気のアクティビティでした。
手が器用になってきたら、ピラミットやお城風に横&縦に積んでいくのも楽しいです。
マグネットを使って遊ぶ
100円均一で売っている物で釣り遊びセットも作れます。
粘着付マグネットタックピースが使いやすいです。いいサイズにカットされており、カードに貼るのに良いサイズです。
釣りに使うのはマグネット、何でもいいですが出っ張りのあるものが紐やゴムをくくりつけやすいです。
紐は家にある物で大丈夫です。ビニール紐でも、髪ゴムでも。写真の紐は100円ショップの髪ゴムです。マグネット部分が水平に下に来るようにセロハンテープで固定しています。
この釣り具セットで釣れたカードを”What’s this?”です。
”What’s that?”にしたい場合は、親がカードから離れましょう。
ボールを使って遊ぶ
ボーリング遊びも人気でした。
小さめの柔らかいボールを使っていて、1,2歳にはアンパンマンボールが大人気でした。
キャラクターにこだわらなければ100円ショップにも売っています。
床にカードを並べたり、紙コップを横1列に並べてカードを載せたり、洗濯ばさみで立てたカードを並べて、ボールを転がして倒します。
当たったカードを手に取り”What’s this?”
ジャンプして遊ぶ
床にカードを少し幅を開けて縦に並べます。カードを発話できたらカードの上をジャンプ。
また、発話してジャンプ。
子どもはジャンプ好きなので延々と繰り返せます。
かるた
子ども1人でもできます。他の大人や兄弟がいるとまた盛り上がります。
親が単語を読み上げて、子どもがタッチしてカードを取る。
そのカードを指さして”What’s this?”もしくは”What’s that?”
神経衰弱(絵合わせ)
低年齢であれば同じ絵を2枚用意すると良いでしょう。
裏返した絵カードを、神経衰弱の容量で同じカードを探し、ペアがみつかったら
“What are these?”ゼィーズ(近ければ)”They are ~s.”
“What are those?”ゾーズ(遠ければ)”They are ~s.”
カードが2枚なので複数形を練習できます。
小学生くらいになれば、一方は絵+文字、もう一方は文字のみでも良いと思います。
すごろく
数が理解できる年齢になったら、カードを並べて、小さい人形などの駒を用意し、サイコロを振ってすごろくもできます。
サイコロの出た目分、カード上で駒を進めます。止まったところの単語を発話します。
カードの枚数がそこそこ必要になるので小学生くらいがオススメ年齢です。
おわりに
身近にある物、家にある物でも工夫次第で英単語学習に使えます。
カードのみでもアイディアしだいで遊びが生み出せますよ。
目的は遊びを通して英単語を覚えることなので、遊びに熱中しすぎないように注意しましょう。
子どもの笑顔を引き出しながら英語学習を行いたいですね。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。